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大好きなお花の事、猫の事、世の中の事、 本音をつぶやくブログです。
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今日は娘の施設での個人面談で、ひと仕事の合間に乳飲み子の授乳後、すぐさますっ飛んで行き、最初にカウンターパンチ。娘の担当の先生が今月一杯でお辞めになりますとのお話。

娘は人とのコミニュケーションが出来ないので、担当の先生に対してはとても相性が大切で、誰でも言いわけではなく娘なりに寄り添える人間の好みはかなりあります。
施設の担当の先生は、その付き合い方にものすごい上手で、先生がお休みの日は寝るまで私に先生の名前を言い続けたりなくてなならない存在でした。

先生も続けたい・・・かなりお悩みになって、結局は今の障害者自立支援法では、国が人員の削減や配置まで補助金の条件に入れているので、就職しても今は全てが非常勤扱いしか今の作業所の状態では受け入れられないのです。
もちろん、給与の面、将来の安定、全てが大きな壁でどうにもならないので、福祉の仕事を続けたくてもこの法律のおかげで出来なくなっている人が大勢います。

ある所で、障害者自立支援法に悩むお母さんの話を聞きました。
年収80万円以上はこの法律に該当するので、まずほとんどの家庭がこの法律に泣かされています。
その家は母子家庭でお母さんが働いて給与が月に10万円です。子供が軽度の障害なので、障害手当てが全くでない状況で作業所に通い、月に負担金が3万円です。残りで家賃、光熱費、食費を減らしても生きていくのが精一杯で、子供に服も買ってあげられない・・・と。

決して高くない福祉の世界の給与。やりがいのある仕事、その純粋な熱意で成り立っていて、子供たちも働く喜びや仲間と仕事をする喜びを感じたいだけ。
親も普通の企業で働く事ができないまでも、親子で一日中、家にいるより生き生きした子供を見たいだけ。
いつかは私が年老いた時に、もう自分で看てやる事が出来ないと判断したら、施設に入所という淋しい時も覚悟して・・・それでも、辛い時を越え、ささやかでも今の生活をする事がこんなにも国はまた試練を与えるのだろうか・・・・

好きで障害になったんじゃない。

中途障害になって生活している人もいる。

いつ、誰が、同じようになるかもわからない。

一時的な軽減措置もまるで生活保護を受けるかのような、屈辱的な資産調べ。
私たちはまるで国のお荷物のように・・・悔しいと思いながら、先生がいなくなる事はきっとその日までわからない娘は明日もあさってもずっとずっとその先生に会えると信じて、明日の作業所を楽しみに何度も私に確認してくる・・・・。

美しい国日本・・・くそくらえって思う悔しい一日。

障害者自立支援法反対運動に応援ポチをよろしくです。
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