元祖ルー語

我が家は日常茶飯事、ルー大柴のような会話になってる。

なぜかと言うと、例えば「学校」という言葉を使うと
娘がすぐに大好きな施設に行けると思い、リュックを背負ったり
大騒ぎになって、いけないとわかると大暴れしてしまう。

だから、娘の前では家族全員が「スクール」と言う(笑）

旅行も大好きで、施設での旅行会など、準備が早いとすぐに行けると思い込み
もう収拾がつかなくなるので、こっそり秘密で準備する。
その際も・・・
「トラベル　バゲジ　スリープ　したら　ゴー」

はっきり言って、外人には通用しないと思う(爆）

娘は最近、「あした」がわかるけど
「あさって」はわからない。
だから、もちろん「しあさって」も「来週」もわからない。
何とか知的障害の手話で「あした」が「いっぱい」と説明するけどわからない。

でも、ちと大変だけど・・・
その「あした」がわかった事はものすごい進歩で
見えないものを理解してくれた喜びはとても言葉にならない。

机、テレビ、ズボン、タオル・・・必死に物の名前を教えたけど
目に見えない物は、彼女にとってとても難しく怖いものなのだ。

時々、ルー語が炸裂して、家族でしなくてもいい会話まで
止まらなくなり大爆笑になることがある。
「メニーメニー　タイアード　バット　ジス　デリーシャス」
　↑　外人が怒るかもしれないほどのめちゃくちゃ

笑ってると・・・

不思議と娘も笑って・・・

私が「楽しかったねー楽しかったねー」と何度も言うと

「たのしかった」と言う。


楽しかった？そう、楽しかったねー(o^∇^o) 

「楽しかった」ってこういう気持ちだよ。
何度も、何度も手話をして
見えない言葉を覚えてもらう。


育児疲れのお母さん。
がんばれ、がんばれ。

せっかく生まれた命だもん。


娘から教えてもらったり、教えたり・・・
ハンデがあってもなんのその。



楽しいーぞ。



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