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本当はいつも明るいブログで楽しんで頂きたいのだけど、どうしても今日は書きたいことがあって・・・というより、皆さんにもご理解いただきたいと思います。
一昨年の出来事で、小金井市の身障学級で自閉症児8歳の男の子が、体育の時間中、彼は体育倉庫に入らないように注意を受けたが、言葉がわからずそこにいたら、担任の養護教諭に「そんなにそこにいたいのなら入っていなさい」と閉じ込められ、8歳の男児はパニック状態で恐怖の余り、地上2階の倉庫の窓から飛び降り、奥歯を5本、あごを15針縫う怪我を負い、両親が学校と担任教諭を相手に裁判を起こしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000071-mai-soci
自閉症は一口では説明しきれないが、体育の時間にいなければいけない場所に入れないのも、パニックを起こしてしまうのも、奇声を発してしまうのも、娘を見て思うのは、決して授業を怠けたいとか・・・、駄々をこねたいとか・・・人を驚かせたいとか・・・そんなものでは無い。
ただただ・・・「恐怖」。その思いでしかないのです。訳が判らないことの恐怖はいくら母親の私でさえ、想像の域に過ぎず、でも自閉症に関わる親・教育者なら誰でも知っている初歩的な初歩。
それもわからず閉じ込めるのは、ただの監禁行為であり、教育でも何でもない無知なその教師に憤りしか感じません。彼はきっとそこが5階でも10階建てでも飛び降りたでしょう。
私の娘は私立の障害をきちんと勉強した教諭が揃っている学校を選びました。
公立の小学校の身障学級では、全てではありませんが、あまりに知らないで身障学級を務める先生が多すぎる事に私はかねてから危険だと思っていました。
どういう理由でそのクラスを志望したかわかりません。手当ては普通クラスより多くつくそうです。大抵は補助の先生がつきます。なのに、なぜこんな簡単なことも、障害の特長についても、初歩的な勉強もしないのか理解できません。
子供が言葉を理解してくれるのなら、身障学級になんて入れないでしょう。
自閉症児の親がどれだけ、子供の心の声を聞きたいか、それは1分でも30秒でもいい、誰もがそう思います。
この苦しみを理解してあげたい、取り除いてあげたいと思うのだけれど、感覚や認知力などそこがおかしいので、どうにも親でさえ歯がゆい時が毎日です。
http://www.nucl.nagoya-u.ac.jp/~taco/aut-soc/rainman/autismQA-j.html
↑ これは自閉症のとてもわかりやすいQ&Aです。
娘は非常に重いので、この半分ぐらいしか当てはまりませんが、指導する教師がこんな事もわからないのかと思うと憤りを感じると共に、どんなに怖くて飛び降りたのだろうと思うと胸がつぶされる思いで悲しくて仕方が無いです。
だいたい、言葉がわかれば苦労なんてしないんだよっっっ!!!それでも自閉症児の親はあの手この手で子供の声を聞こうとする。はたから見れば我がままな子育てに見えるでしょう。「お母さん、怖いよぉ」その声がキャッチできないもどかしさや悲しみは本当に言葉にはできない・・・
身障学級だけではなく、養護学校も、普通の学級も、教師とは何が一番かもう一度考えろって言いたい。
小6の女の子の自殺事件・・・。今日のブログでの男の子・・・。
教育や指導の前にお前らがしなきゃいけないのは、子供の命を体を張って守る事だ!!!
勉強や忘れ物や同じように出来ない、そんなのは命に比べたら本当に小さい事。
一度でもその子の心の声を聞こうと努力してみたか?
どんなに辛かっただろう・・・どんなに悲しかったろう・・・と思うと涙が止まらない。馬鹿な教師じゃなかったら怪我もせず命を失う事もなかったんだ。一生、その馬鹿な頭で考えろって思う。自分の子供が同じ事をされたら、お前はどう思うのか・・・
今日は、息子と息子の友達と私とI姉さんで、息子たちのゼミの発表の議題「障害者自立支援法」のインタビューを受けた。インタビューは私は2度目で、私以外の障害児を持つお母さんにも話が聞きたいということで今日、セッティングされたのだ。
息子たちは福祉学部の学生で、それぞれ福祉の道を目指している。息子は気がついたときには妹が重度の自閉症だったため、いつでもそういう場面を見てきたが、お友達のO君は多少叔母様の影響もおありなのだそうだが、好きでボランティアをしていたそうだ。現に今も養護学校のボランティアをしている。
礼儀正しく好青年で本当にお育てになったお母様のご立派なこと・・・同じ年代で友達を殺す子もいれば「これからの福祉学部の生徒に何を望みますか?」と強いまなざしで真剣にそのことを強い決意で突き進もうとしている若者がいるのだから、どこをどう間違えてしまうのだろうか・・・・
でも今回の新法で、福祉の方のお給料も5%カットだ。
誰にでも出来る仕事ではないし、営利を目的としない法人施設で働く者が多いのだから、もう少し公務員扱いにならないものかとうなってしまう。
営利を目的としないのだから、どんなに一生懸命働いても企業としてお給料に反映されないのだから、社会保障の一環として、その仕事に携わる者の待遇の酷さにも目を向けて欲しい。
私の子供の頃の将来の夢は、プロ野球の選手とかパイロット、何だかすごく夢が大きかった気がするが、今の子供たちの1位はナント公務員・・・・( ̄ェ ̄;) エッ? 現実的というか・・・何というか・・・
今後、もっと高齢化が進み、益々福祉関係の需要が必要であれば、もう少しなりたいと思うような社会的保障があってもいいように思う。
国はお金が無い、無いとそればかりだけど、本当に国民年金を使い込み一体何に使っていたのか、表に出てない部分もありそうで、本当に怖いのは永田町に住む魔物たちだと思ってしまう・・・・・(-"-;)むむっ
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やっぱり涙無しでは見られなかったものや、募金の使い道や「今」国内で起きている問題にもっと目を向けて欲しかったな・・・という気持ちが少し残念でした。
ダウン症のラブジャンクスには娘の親友Aちゃんが所属しており、今カナダ公演に行っていますが、今回24時間テレビに出演組みにも覚えのある子供たちが元気に踊っていました。もちろん、ダンスだけではなく日常養護学校、身障学級、作業所に行きながらのレッスンですから、またそこにも親の負担や通いたいのに通えなくなる子供も出てきます。働きたい、出来る事やりたい事をしたいだけなのに、なぜ障害者だけお金を取られるのか・・悔しくて仕方がありません。
また、もっともっと意思疎通が出来ない多くの子供たちがいることにもスポットというか、毎回テーマはありますがぜひもっと難病にも沢山の子供たちがいることに当てて欲しいなと思います。まずは知ってほしい・・・その願いはこんな小さなブログではなく、やはりテレビの力は大きいです。そんな願いも込めて次回にも期待したいですね。
ベッキーの動物24時間救急医療もすごい良かったです。
さすがに何だかいろんな思いが込み上がり、またティッシュを横に釘付けでした。
重篤の野良猫を保護し見守っていた若いお兄さんが引き取ることを決心し・・・こんなにも優しい人が多いのにまだまだ平気で捨てる人の方が多いのでしょうか?っていうかそういう人もテレビを見て何も感じないのかな。
絆~・・・やっぱり一人では生きていけないことですよね。
多くの友人に恵まれて、だからこそ乗り越えて来れた事、頑張れる事、そんなんばかりでした。
忘れっぽくて大雑把で私に足りない几帳面という3文字。
・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・見捨てないでね。
今日から日本テレビの24時間テレビが始まった。
実は昔、私はこの番組がへそ曲がりで見れなかったのだ。
ここに登場する・・・いや、ここに登場できるハンデキャップの方が羨ましく思えたからかもしれない。海外援助・災害被害・風呂付移動バス・・・・それは本当に必要な事だけれど、とても良い事なのだけど、私たち自閉症の子を持つ親ならわかる。「大勢の人の前に行く事」それすらも無理なのだ。
決して足が不自由なわけではない、本人にとってその慣れない環境の騒々しい場所は苦痛以外の何物でもない。娘は掃除機でさえ耳をふさぎ、外で赤ん坊の泣き声を聞くと大声を出して走り出してしまう。
親友のなつみかんちゃんに教えてもらった自閉症の唄。
「ぼくは生きている」 http://www15.ocn.ne.jp/~jin2006/bokuhaikiteiru.htm
この詩を書いた人は、本当に自閉症という病気をよくわかっているな・・と思うと共に胸が熱くなった。
同じ病気のお母さん友達も多い。お花関係で知り合ったお母さんもそうだ。
皆、我が子の気持ちがわかりたくて苦しんでいる。
実際に、我が娘もさきほどまでさめざめと泣き続け頭を打ち付けていた。
毎週、土曜日になると作業所が休みになることがわからない。そして日常の作業所に行かないという変化が耐えられないのだ。職員の先生の名を叫び、私に連れて行けといわんばかりに同じ質問が少ない日で100回は繰り返される。「あさって」「明日」がわからない。
娘は「今」しかわからない。
どうしてもこういう番組は重度の知的障害者は、何かを頑張るという意味さえわからないから参加が難しい。
そして、以前から訴えているように、障害者自立支援法によってかなりの自己負担金が出て、どこの施設も一人、二人とどんどん辞めていく・・自宅でこもる親子。
今日の読売新聞では、厚生労働省は2011年に自宅で過ごす障害者を16万人増やす予定でいる。
どんなに大変でも仕事をして通わせようと頑張っているお母さん。
一番、大変な時にパニックで自傷行為を涙ながらに見守るしかないお母さん。
送り迎えで自分がボロボロになっても遠くから毎日頑張るお母さん。
よそからは甘やかせているように見えるでしょう・・・
奇行に不気味に思う人もいるでしょう・・・
この法律は健康な皆さんには関係の無いことかもしれない。
今年の24時間テレビのテーマは「絆」
他人事ではなく、自分事と一度思ってみてくれませんか?
真ん中の自治体の行政も実はおかしいと思っている方がほとんど・・・
どうか私たちと同じく声をあげてくれませんか?
へそ曲がりだった私だけど、今年はきちんと見ようと思う。
やっぱり人間は一人では生きられないし、どんなことも私自身も自分事と思いたい。