大好きなお花の事、猫の事、世の中の事、
本音をつぶやくブログです。
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以前、山梨の友達から借りた本を猫育児で読めずにいて、父の病室に置いて、父が寝ている間に少しづつ読んでいるのだけど、父親は透析の時間もあったり、私も猫の授乳の合間だったり、本当なら一気に読むのが好きだけど、本当に少しづつ読んでいる。
ま・・・読む前から、私は南極物語でも号泣して映画館を出れなかったり、普通の時代劇でも馬が転ぶシーンがあると泣く所でもないのにハラハラ涙が出たり、渋谷のハチ公前で待ち合わせなんかすると、ハチ公の本を思い出し一人でその場で泣く怪しいババアになるので、この手の本は必ず泣くとは思っていたのだけど・・・
今日は父の調子も悪く、やはり私がわからないようで、思わず「私だよ、わかる?名前言って、かずみだよ!!」と何度も言ってしまった・・・
父は「わ・・・・・・・・か・・・・・・・・・・・・・・・・る・・・・・・」とやっと答えたけれど、わからないから言うのが私にはよくわかっていて、父の性格だと、本当にすぐわかっていたら「何、馬鹿な事を聞いているんだ」って怒るのが父なのだ。
父はすごく人に気を使う人なので、わからなくてもわかったふりをして傷つけないようにしてしまう癖が昔からあった。
私はすごい欲深い。
前は自分がわかっていればいいと言いながらも、どんどん意識が無くなって行くのが見ていて辛い。世の中には、会いたくても会えない親子だって、もう早く亡くなった方だって、最初から片親に育てられた方だって一杯いて、私はこんなにも家族には恵まれて育ったのに、もう骨と皮で腕には点滴の針を刺せない父親を見るとたまらなくなってくる・・・
子ぎつねヘレンの本を読んで、まだ動物が痛々しい場面でないのに、主人公とその父親が会話したり笑ったり喧嘩したり一緒にご飯を食べたり・・・そんなシーンだけで、今日はボロボロ涙が止まらなく・・・その親子の会話は動物の話が多いけれど、私と父の会話はもっぱら植物の話だった。
山が嫌いなのに、毎年無理やり山に連れられて行ったり、春には無理やり山菜摘みに一緒に行かされて・・・
父は馬鹿騒ぎのお花見は好きじゃなく、山桜や桃、ひっそりと咲く高原植物が好きだった。陶器も大好きでお金をはたいて、本当に価値があるのかわかんないものを引退後は集めていたけど、ある日、私にその一覧を筆で書いて、だいたいの価格と閉まってある場所が全部書かれていたものを渡し、「これはお前じゃないと良さがわからないから」と遺言みたいな事を言うので、「何を馬鹿な事を言ってるのよ」と笑い飛ばしたその日から、本当はいつかこんな日が来るんじゃないかって怖かったのかもしれない。
父も私も頑張るしかないんだけど・・・
今日はちと凹み気味のKAZUにポチっをお願いします。
こちらでリトルキャッツのグッズや可愛い猫のビーズネックレスを売っています。ぜひ、皆さんいらしてくださいね。
ま・・・読む前から、私は南極物語でも号泣して映画館を出れなかったり、普通の時代劇でも馬が転ぶシーンがあると泣く所でもないのにハラハラ涙が出たり、渋谷のハチ公前で待ち合わせなんかすると、ハチ公の本を思い出し一人でその場で泣く怪しいババアになるので、この手の本は必ず泣くとは思っていたのだけど・・・
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父は「わ・・・・・・・・か・・・・・・・・・・・・・・・・る・・・・・・」とやっと答えたけれど、わからないから言うのが私にはよくわかっていて、父の性格だと、本当にすぐわかっていたら「何、馬鹿な事を聞いているんだ」って怒るのが父なのだ。
父はすごく人に気を使う人なので、わからなくてもわかったふりをして傷つけないようにしてしまう癖が昔からあった。
私はすごい欲深い。
前は自分がわかっていればいいと言いながらも、どんどん意識が無くなって行くのが見ていて辛い。世の中には、会いたくても会えない親子だって、もう早く亡くなった方だって、最初から片親に育てられた方だって一杯いて、私はこんなにも家族には恵まれて育ったのに、もう骨と皮で腕には点滴の針を刺せない父親を見るとたまらなくなってくる・・・
子ぎつねヘレンの本を読んで、まだ動物が痛々しい場面でないのに、主人公とその父親が会話したり笑ったり喧嘩したり一緒にご飯を食べたり・・・そんなシーンだけで、今日はボロボロ涙が止まらなく・・・その親子の会話は動物の話が多いけれど、私と父の会話はもっぱら植物の話だった。
山が嫌いなのに、毎年無理やり山に連れられて行ったり、春には無理やり山菜摘みに一緒に行かされて・・・
父は馬鹿騒ぎのお花見は好きじゃなく、山桜や桃、ひっそりと咲く高原植物が好きだった。陶器も大好きでお金をはたいて、本当に価値があるのかわかんないものを引退後は集めていたけど、ある日、私にその一覧を筆で書いて、だいたいの価格と閉まってある場所が全部書かれていたものを渡し、「これはお前じゃないと良さがわからないから」と遺言みたいな事を言うので、「何を馬鹿な事を言ってるのよ」と笑い飛ばしたその日から、本当はいつかこんな日が来るんじゃないかって怖かったのかもしれない。
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