宝物･･･

私のパソコンには、宝物入れがあって、癒される優しいメールや大好きな詩や、思い出の写真などの保存箱があります。

そして･･･
昨日、ひとつ宝箱に増えた、素敵な里親様のメールです（一部のご紹介です）

痛みに慣れることなく、悲しみに覆われてしまうとおっしゃるのは、理想的な人間の情をお持ちだからだと思います。
私は思うのです…例え1日、1時間であったとしても、暖かかったその幸せの形は無駄でなく、その関わった全てのものに対して未来を、明日を迎えるために過去を固めてくれるのだと。
そして、それが生きるということなのだと。

 

だから、悲しみは自分だけで抱えず、周りに分け与えるべきだと。
その分け与えられた悲しみによって、また、愛情を知ることができるのではないでしょうか。
私は悲しんで泣くことがいけないとは思いません。
思い出し、悲しみ、泣けるということは、過去を持っているということで、きちんと未来を受け入れられるということだと思います。

そしてそれは、分け与えることができると思います。

 

KAZUさんは、無理に頑張るのではなく、必死に頑張れる方なのだと思っています。
必死になれるということは、多分一番凄いことだと私は思います。

私は絶対神否定者で、八百万の神さまは居ると思っております。
人も猫も木も、お鍋や靴だって神様になれると思っています。
 
KAZUさんのしていることは、天使というより神様予備軍を育てているのだと思います。
クックくんは、きっと、ちゃーんと、神様になれたと思います。
神様が飽きたら、またこっちで見やすい形になって逢いに来てくれるのじゃあないでしょうか？

私はこれを読んで、ぽたぽた涙が止まりませんでした。
いくじなしの私を必死に励ましてくれて、何て私は幸せ者なのだろうと思いました。

そして、これを読んで･･･前々から思っていましたが、自分は本当に出来の悪い人間で、こういう方たちに出会い成長できたのだと思います。
子供の頃に虐めにあっても、恨んでいないのは、虐めてくれた人がいたから優しい人がわかったのでありがとうです。
娘が障害児になったのも、医療ミスのない社会と何にも知らないで普通であったら、お受験ママになったか、痛みの知らない人間になり、娘にありがとうです。
事件にあわなければ、本当に心のある友人と出会うことも見極めることも出来ません。事件にあったのは試練だけど、優しい人を探せる目をくれてありがとう。

保護活動をしていて･･･出会った皆さんに私に会えた事が嬉しいですとおっしゃってくださいますが、
私はちっとも偉くも何もなく、本当に馬鹿で出来の悪いポンコツです。
誠実な里親さんに出会えた事が宝であり、こちらがありがとうです。子猫にありがとうです。

少し、考え方をポジティブにして、全ての人に出会えた事の嬉しさと感謝を伝えたいです。



そんな、私を生んでくれた両親に、何も親孝行が出来ず、動物と家の事で、寝たきりの父が私の名前ばかりを呼ぶのを母から聞いて、ちと反省･･･
シーズンまだまだですが、少しは親孝行しないとな･･･
そんなこんなでいくつありがとうと言っても言い切れないぐらい、ありがとです。

みんな、みんな・・・ありがとうございました。


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