猫との約束・最終章

瀕死状態から生還したカーゴ君。
思わずウチの子にしてあげると言ってしまいましたが、嘘つきＫＡＺＵは密かに里親募集をして、トライアル終了。無事に埼玉の住人になりました。

里親様は、猫ボラ経験をお持ちで、２３歳の猫を看取られ、いつも捨て猫や行き場のない成猫ばかりを飼われてた方･･･初めてご自分で好きな仔猫を飼いたいと思われたのだそうです。私のいくつかのお願いも快くご承諾くださり、カーゴの保護のいきさつではなく、カーゴ自身を見て「この子が可愛くて仕方ない」とおっしゃってくださった方です。
ご夫婦のみでしかも新築一戸建て。カーゴの為にあれこれご用意してくださり、立派なお宅の一人息子になりました。



















ねぇ、カーゴ･･･怒ってる？
甘えん坊でやんちゃで、私がなでてていないと中々寝なくて、一生懸命私の手をガシッとつかもとうとして･･･もう眠くて仕方が無いくせに、私が離れると「ニャアニャア」と文句言ってたよね。

新しいお父さんとお母さんはもうカーゴにメロメロだって。
可愛がってもらえて本当に良かった･････

鳥かごに入れられて保護されていたから、仮の名は「カーゴ（籠）」で、新しいお名前をつけてあげてくさいとお願いしたら、カーゴはカーゴって呼ばれると覚えちゃったんだってね。お返事までしちゃうんだもん･･･。
だから、そのまんま「カーゴ」･･･
でも、漢字は「籠」じゃなくて・・・「加護」だと思っているよ。
沢山の人に守られて、愛されて、これから楽しく暮らしてね。



















カーゴ・・・嘘をついてごめんね。

カーゴが私を忘れても、私はずっとカーゴの幸せを願っているからね。
ありがとう、カーゴ。大好きだよ。


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