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自分ではあまり他団体のしている事や直接関わっていない事について、あーだのこーだの意見を言うのは好きではないので避けていた部分があるのだけど、今、大阪で話題になっている「犬ブルセラ症」。
もちろん、私は犬猫の愛護団体のお手伝いをしているので、処分について反対である。
人畜共通感染症は、今私がなっている真菌もそうだし、命に関わる狂犬病も同じ。案外知られていない多くの感染症がある。ブルセラ症に関して言えば、獣医の見解の相違はあるが、避妊・去勢をし、投薬を行えばよい方向に向かうという意見が多いし、人間に移っても発熱程度で死に至る様な症状にはならない。よく男性に移ると夢精子症になると聞くが、それもものすごく稀であり、人から人には移らない。
つまり真菌は私がなって、娘にもゴルフ馬鹿にも移してしまったが、その感染力に比べてぐっと少ないと言われている。
それでも里親探しには問題も多いと思うし、多頭飼いは厳しいと思う。
でも・・・・あちこちのブログやサイトの意見ややり取りを読んでいると本当に胸が痛くなる・・・。言葉にうまく出来ないけれど、移る心配・・・犬から犬へと移る心配・・・日本中がまるでブルセラ症が蔓延して大パニックになるような意見など、そんなのを読んでいると、今いるうちの猫たちの真菌も殺傷処分十分だと思ってしまう。
好きで病気になった訳じゃないし、そんな事を言うなら人間のエイズだって殺さなきゃいけないし、エイズの人たちだってなりたくってなったんじゃない。正しい知識を得て、十分一緒に暮らしているし、ブルセラも散歩しているだけで感染する事は無い。
ブリーダーの無理な出産をされ続けて、道具とされ、病気になったら人間に害を及ぼすから殺すのかと思うと、決して情に流されているのではない。あまりに自分勝手な理屈であって、地球は人間だけのものではないし、ましてや犬猫は人間の都合で改良され続けた生き物であるから、本当にそれでいいのか?と言いたくなってしまう。
私はよく悪夢を見る・・・。
この前は、自分が犬と一緒にセンターにいる夢を見た・・・・・。
一日目、どうしてここに連れて来られたんだろう?きっと迎えに来てくれるはず・・・と過ごし、2日目の部屋へ冷たいコンクリートの部屋へ移動する・・・だんだん不安になってきて、曇りガラスの向こうに誰か助けに来てくれるんじゃないかと落ち着かずにそこばかりを見つめ、だんだん自分のこの先の運命を知り、涙が止まらない。3日目の部屋に移動すると、それまで寄り添っていた犬たちも鳴き始め震えて糞尿も垂れ流し・・・でも職員が通るたびに信じてた飼い主かもとしっぽを振る犬を見て胸が痛む。
・・・・そして、いつも次のガス室へ入ると真っ白い光景になり目が覚める。
何度も言うが、自分の出来ないレスキューだから、ここに書くのは避けてきたし、無宗教でもあるし、ただの動物好きなだけである。・・・無駄な殺生は心を持つ人間が決してしてはならないことだと思っている。病気の犬を殺して「それは仕方が無いよね」などと口が裂けても言えないし、そう思う人の心が悲しいなと思う。
もちろん、それに何も出来ない無力の自分も情けないと思う・・・。
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