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大好きなお花の事、猫の事、世の中の事、 本音をつぶやくブログです。
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前にも書いたように若い頃(すんごい昔です=(^‥^;;=アセアセ…)、私はトリマー・家庭犬ドッグトレーナー・VTの勉強をして専門学校も出て、アメリカのドッグショーについてまわり、あちらの獣医大学に短気留学して、盲導犬の訓練所で勉強したり、そのあとハワイに行って鳥についても少々勉強した。

こんなに好きだから、本当に頑張ったし、トリミングは本当に毎日毎日、怒鳴られ叱られ叩き込まれたし、ドッグショーもまだ日本では珍しいアフガンハウンドやボルゾイ、シベリアンハスキーもまだ日本では知っている人の方が少ない時代で、もう綺麗で圧巻だった。

とにかく熱心な生徒だったので、先生もすごく良くして下さって、色んな就職先を検討してくれた。でも、私は動物の雑誌の編集の仕事を選んだのだ。先生が直接触れ合う事の仕事や学校に残って後輩の指導も薦めてくれたのだけど、勉強すればするほど、心の中の矛盾と戦っていた。

トリミングも毛玉だらけの子をなるべく丸刈りにせずサマーカットでギリギリにして伸ばしてあげる事やテリアの子の下毛を抜いてあげたり、それは楽しかったし、何にも苦には感じなかったのだけど、先生が私に求めたのは、ドッグショーに出すカットやいかに足を長く見せるか、それぞれの犬のスタンダードを頭に入れて、それに近づくカットを要求された。

犬のスタンダードの勉強は、犬のルーツからその国の犬の改良まで勉強するのだけど、いかに犬っていうのは人間の都合によって改良され続けてきたがわかると、悲しくなってきた。
ただただ、肉付き良くする為に改良された中国の食用犬チャウチャウ。より不細工に顔をつぶれた方がいいとすぐ呼吸器系の病気になるブルドッグやパグ。寒さに強く忍耐強い事が要求された犬ぞり。もともと白い犬なんていないので、白い犬を何度も掛け合わせ作り上げたスピッツやマルチーズ。突然変異の色は大事にされてまた掛け合わせ、アプリコットなどどいう色が出たプードル。

勉強すればするほど、ドッグショーに行ってもだんだん感動しない自分がはっきりわかって、私はただただその辺にいるような愛嬌のいい犬が好き。一度も猫も犬も純血種を飼った事がない・・というか欲しいと思わなかった自分は常に飼うのは中型の柴mixで、猫は白黒。それも全部拾ったもの。ブリーダーや生体販売の裏側を知れば知るほど、自分にその仕事は向いてないじゃなくて、出来ないと感じていた。

近親交配の犬の堕胎を考えると、賛否両論はあるけれど、私はそのむごさや人間のエゴをよく知っているから決して堕胎した事を非難はできないし、むしろお叱りを受けるかもしれないが賛成かもしれない。
人間だって、今羊水検査でダウン症かどうかわかり中絶手術を受ける人が多く、矛盾してるかもしれないがそれには酷く抵抗を感じる。ダウン症協会が強く非難をしているが、だって実際に私にはすぐそばにダウン症のお友達は沢山いるし、その子を否定する事なんてとても出来ない・・・それは自分が障害を持った娘がいるからわかることだけど、口で言うのは簡単なのだ。可哀想だの、人間のエゴだの、人間の都合だの・・・何とでも言える。でも人間の子はセンターに行って殺す事は無い。悲しみ、絶望し、立ち直り、慈しみ、この子の為に一生をささげようと誓うのだ。

犬も人間も障害を持って一生を暮らす事は、それはとても一口で言えるほど生易しいものではないし、多分・・・想像してもしきれないと思う。不幸じゃない・・・と言っても、「不幸」という言葉もわからないのだから、犬だって猫だって声に出せない分、介護する人間がそれを汲み取るしかないし、それもいつも葛藤しながら、これでいいのだろうか?と思いながら生きている。そこまでの荷を覚悟して引き受ける里親さんが何人見つかるだろうか。いや見つかる、見つからないの問題ではなくて、もし苦しい疾患で死を待つだけの障害なら、自分なら生まれてきたいだろうか?・・・・自分にとっての生涯のテーマなので、あんまり奇麗事は言いたくない。

確かに・・・いい犬、いい人間の基準って何さ?(-”-;)・・・って生きてきたアタシは、人間のエゴで改良され続けた一番の動物に対して、自分の出来る範囲で全力で助けたい。ただ、目の前にあるものを・・・

それが私の動物を勉強した最後の答えだと思う。


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突然変異
にゃんこもスコティッシュフォールドやコーニッシュ・レックスのような突然変異を繁殖させた純血種は自分はどうも苦手です
たみぽんはたみぽんっていう種類のにゃんで(以下自粛
ira 2007/04/12(Thu)23:22:12 編集
・・・・
メールお手数様でした
早速変更更新しておきました
私は奇麗事をいう奴!でゴメン
無責任に聞こえるかも知れないけど 神様ってすごいなって思う
だって障害を持って生まれてきた子も動物たちも『生きる』っていう現状だけを何も考えずに一生懸命に積み重ねていけるのだもの
『可哀相』と思うのは人の驕り・・
不便ではあるかもしれないけど決して『不憫』ではない
親じゃないから言えるのかもしれないけど私の子供達ダウン症児・自閉症児・身体障害児みんなそれぞれの10年『生きた』・・間違いなく・・
水の中の仲間達は大切な私の宝物
これからも続けられる限りこの子達と共に歩きたい・・
通りすがりの猫 2007/04/13(Fri)02:15:32 編集
無題
いろいろな場所での議論も読みましたけど
今回は普通の障害では無い、ということを忘れているのでは?
人間に置き換えそうでとか書かれてた方もいらっしゃいましたが
人間に置き換えてみてください。
元は3人の人から近親で生まれた子供たち。
そのまた子供たちが、障害を持って生まれてくる…。
本当に心から祝福できますか?

一番の加害者は自覚も無く、さらに増やしました。
わらび 2007/04/13(Fri)12:08:27 編集
そりゃぁ
命について話し始まったら色んな意見があるし
色んな考えがあるし、色んな経験だって混じってくるし
とにかくみんな自分の思うところがありますよね。
あたしも小さい頃から動物が好きで、将来はペットショップか
ムツゴロウ王国に行くもんだと思ってました。(笑)
大人になってからはやっぱりペットショップなんかで働くのは
生理的に無理だと思うし(里親の方を薦めてしまうだろう)
ムツゴロウ王国はまぁ、アレとして…

あー、と、なにが言いたかったんだろう?
んと、結果に対して考えたり語ったりするんじゃなくて、そうならないようにするためには
なにをすればいいのか、ってことを考えて行動していかないと、
世の中いつまで経ってもなにも変わらないんだ、ってことを考えてました。
明日茶 URL 2007/04/13(Fri)16:27:52 編集
無題
動物のことに関して一生懸命な人はいろんな意見を述べ合い・・・
で、実際ことを起こしてしまう人はこのような意見を述べ合う場所には来ない・・・

遺伝性疾患の子を作るのも人間、その子達を救おうとするのも同じ人間・・・
矛盾してます(涙)

我が家の麦も多頭飼育で遺伝子疾患の子です。なかなか引き取り手はいませんでした。
将来どんな疾患が出るかはわからないけど、どんな状態になろうと守ってあげたいなと思います。

人間の障害と動物の障害、障害の重さによってまた違った考えが出てくるのも事実ですよね・・・
比較してはいけないのかもしれませんね。

今は生まれてきた子達が重い障害で無いことを願うだけです、
ひよこ豆 2007/04/13(Fri)17:47:52 編集
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