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大好きなお花の事、猫の事、世の中の事、 本音をつぶやくブログです。
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それぞれの昨日のコメント、心に残りました・・・。ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコッ

ちょっと自分で反省するべき点は、人間と話がごっちゃになっちゃったかな?と思いました(*_ _)人スイマセン。

あまり、ここでそれを強く話すと、レスキューの携わっている者として不安をあおってはいけないと思いますが、「近親交配」について、しかも「極近親交配」とは、同じ劣勢遺伝子を持ち合わせた同士の子は、目の疾患、猫に関しては、足指の欠損、1~2年での突然死などがあげられます。
インブリードと言って、ブリーダーが同じようなチャンピオン犬を産ませたくやる事が多い繁殖です。
特にスコティシュはもともとスコットランドの1匹の猫から始まっている完全な近親交配から出来上がった猫だし、現在でも折れ耳同士の交配は厳禁とされています。

人間の子供の障害の原因はほとんどが特定されていません。治療法についても研究が進められていないのが現実だし、治療より療育と言うのが現実で、それをするにも今の日本は重ければ重い障害児ほど、お金を取るシステムになっています。

何が違うかと言うと、動物を高く売るために、血統賞で親の名にチャンピオンの称号があればそれだけ、高く売れるために交配したり、今回の件は、可哀想だから・・・。
チワワはより小さくするために何度も交配が続けられ、「改良」という名の元で、骨の弱い犬になったし、チワワが人気が出れば、産めよ増やせよで何度も雌犬にお産を繰り返させたり、犬のお産は安産と言われているけれど、決して今の時代それは真逆です。小型犬のお産は母体の危険もかなりハイリスクで、とても自宅お産など出来るようなケースは少なくなってきています。

作為的に、人間が、人間の都合や思い込みで動物に子を産ませる事の思慮浅さが私には許せないんです。

生まれればどんな子犬も仔猫も可愛いです。でも突然死だって、静かに眠るように死ぬと思いますか?それでもその子の犬生・猫生を授かった命だから大事に育てたいと思うし、最大限の介護をしてあげたいと思います。
けれど、99匹レスキューもブリーダー崩壊もやみくもに金儲けだけで繁殖させているブリーダーもブルセラで問題になっている業者も、人間の思い上がりの為に犠牲になったとしか思えません。

結局は自分のためでしょ?って言いたくなるんです・・・

人間の障害も、検査をして堕胎する人は、障害児が可哀想だから???
そうじゃないでしょ・・・健康な子が欲しいあなたの思いでしょ?

これは私の勝手な想像で、そうでないと思う方もいるかもしれないし、命についてそれぞれの考えがあるのは当たり前で、この思いは私だけの考えです。

娘が入院中に多くの子供の死を看取りました。胆道閉鎖症、脳腫瘍、白血病、小児癌・・・
そして同じ施設にも合併症で苦しんでいる子達は沢山います。癲癇や元々腸に障害を持ち、流動食しか食べてはいけない子。でも育ち盛りです。4時ぐらいから起き出してあちこち冷蔵庫をあさろうとします。お母さんはお子さんが起きている間は眠れません。何度もそれで腸閉塞になり手術をしているからです。
娘も月に一度生理困難症で倒れ、一日吐き続け脳貧血を起こします。癲癇との因果関係を調べようにも睡眠障害がある為に、正確な脳波が取れないんです。

命と戦う人間を人より多く知っているから、確信犯的に命と向き合わせる動物を繁殖する人が許せない気持ちがあり、ペットショップでの仕事はやりたくないと思いました。多くのドッグショーでお話したブリーダーさんの傲慢さも私には肌に合わないものを感じました。純粋に動物が好きだった・・・その思いが、何かその世界から抜け出したくなりました。当時は病院でのトリミングも限られていたので、そういう所をもっと探せば良かったのかもしれません。
トマトみたいに「品質改良」されてきた犬や猫たち。今でも普通の猫より、アメショーやチンチラの猫の方がすぐに里親さんは決まります。
なぜだか、私はその辺の路地裏にいる黒猫やキジトラに愛着がわくし、思わず「寒くないの?おうちはあるの?」と声かけて、リトルのお手伝いをしているうちに私の一番したかった動物への関わりは、これかもしれないと答えが出ました。

乳飲み子が好きな訳も生命の誕生とその力強さに感動をいつも覚えるからです。だから、生まれてきた子がどうであろうと一生懸命育てたいと思う・・・でも、そのリスクをわかっていて繁殖をやめない行為は人間として決して許される行為ではないと私は思います。生まれてきた子が人間でも動物でも、障害の有無で価値は変わりません。ただ・・作り出す事は辞めて欲しいと切に思います。


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生命の神秘を感じるなら
猫なんて改良なんかしなくてもほんと色柄様々で、どうしてそんな配置になってしまったの斑猫とか(爆、見てて楽しいと思うのですけどね〜
どのにゃんこも世界でたった一匹のにゃんこなのだ(`ΦωΦ)v
ira 2007/04/13(Fri)20:06:45 編集
わたしも
雑種に惹かれます

動物産業っていろんな知らない世界があるのですね・・・
ハチ子 URL 2007/04/13(Fri)22:15:03 編集
うん(o^-^o)
たった1匹しかいないワンニャンは、もちろん純血もそれぞれ性格があって
飼い主さんが家族として愛情を注いでくれる・・・
それが何より一番だと思う(*^o^*)
KAZU 2007/04/14(Sat)21:19:42 編集
イエネコって・・・
もともと、野生種の山猫のうち、おとなしい山猫を手なずけ交配を繰返し今のイエネコを作ってきた・・・。 最初はネズミを駆除するために・・・。
そのうち、猫の可愛さに気づいた誰かが「愛玩動物」として交配を繰返してきたはず・・・。
今でもネズミ駆除のための家畜としての存在であったなら、イエネコは乳牛としてのホルスタインと一緒で、年をとってネズミが取れなくなれば見放されているだろう。 例え、乳牛のように潰されることは無いにしても・・・。
そういう意味ではブリーダーという存在の発生も「必然」だったと思います。 そして、そのブリーダーの中から自らのエゴで繁殖させる者が出てくるのも、また、そのニンゲンのエゴを憎みイエネコ本来の幸せを考える人間が出てくるのも、これまた「必然」であったのだと思います。

・・・あれ? 何が言いたかったんだろう・・・。
で、ネコにとっての「本当の幸せ」、または、「本来の幸せ」って何なのか・・・私にはわかりません。
高原です。 2007/04/14(Sat)21:54:56 編集
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